生死
どう生きるかとは、
どう死ぬかということだった。
どう死ぬかとは、
どう生きるかということだった。
生死は等しい。
今日に至るまでぼくは、
死の恐怖から逃れることができなかった。
それはけっきょく、
じゅうぶんに生き切っていない証だった。
死は恐れることはない。
なんてことはない病の兆候を前に、
とつぜんそう覚悟した。
すると、新しいぼくが立ち現れた。
さあ、生きよう。
これからだ、本物の人生は。
新しい人生がはじまったのだ。
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