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2009年6月 のアーカイブ

誕生

2009年6月30日 コメントする
誕生!

なんてすばらしい言葉なんだろう。

ひとりの人間が、

穢れを知らぬいのちのままに、

凛々しく、瑞々しく、

産声を上げたのだ。

誕生!

それはひとつの宇宙が、

生まれたということに等しい。

君よ。

まだ見ぬ君よ。

これから君に押し寄せる、

荒波や障壁について、

ぼくは早くも憂える。

ああ、でも君は、

きっとぼくたちよりも美しい。

きっとぼくたちよりも逞しい。

ぼくたちの世代は絶望との戦いだったが、

君の時代は澄んだ大空に開かれている。

君にはぼくたちのような苦労はない。

それはぼくたちが戦い破ったものだから。

それだけは誇り高く、君に伝えよう。

油断は大敵だけれど、

その澄んだ瞳のままに、

必ず成長してくれと、

ぼくは願わずには入られない。

ぼくはまだ戦うから。

未来のために戦うから!

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囚われ

2009年6月28日 コメントする
過去に囚われる者は、

過去から学ぶことはない。

だが何と多くの人々が、

過去に囚われていることか。

財を成した過去。

名を成した過去。

人をあごで使っていた過去。

それらあまたの過去が、

亡霊となって君の心に住み着いている。

だが考えてみるがいい。

それらの過去は、

みな卑小なものだ。

ちいさな世界で他人と比べた、

どんぐりの背比べだ。

巨万の富を築いた者でさえ零落する。

世界に名を轟かせた者さえ悶死する。

それらの者たちと比べては、

君の過去の栄光なんぞ、

ケシ粒ほどのものだ。

過去の微々たる権威や権力。

それがどうしたっていうんだ。

だが人は、

なぜ現在がこうのかを知ろうとしない。

過去は未来を構築するためにあるというのに、

君の失敗を棚に上げたまま、

失敗から学ばない。

そうして過去に囚われたまま、

誰にも相手にされなくなり、

けっきょくは他人を呪い批判し、

ますます偏屈になり、

孤独になっていく。

憐れだな。

愚かだな。

だが君は、

そうして死んでいきたいのか?




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イメージ

2009年6月26日 コメントする
ぼくは地球の上に立っている。

この地球は太陽の回りを自転しながらまわっている。

太陽系は、銀河系の周辺を回っている。

そのような銀河は無数にある。

イメージできるだろうか。

銀河系の中では、

ひとりの人間は電子ほどにも小さな存在だ。

地球の回る音を聴こう。

耳を澄ませば聴こえるはずだ。

人間にはイメージする力がある。

この空間の立体的で無限の広がりを、

この時間の永遠性を。

さらに自分の細胞のひとつに目を向ければ、

多次元に折りたたまれようとする動きさえイメージできる。

君よイメージせよ。

イメージの豊かさは、

君じたいの豊かさだ。

君よイメージせよ。

未来を。

人類の行く末を。

人類の宇宙探査は、

100年後の火星入殖さえ視野に入れている。

未来に渡す知識と知恵のバトンを、

今、創造しようとしている。

そのような未来をイメージする力が、

人類の文明のあらゆる場所で、

連携し、連帯するとき、

それが人類の遺産となるだろう。

それこそが、

人間の仕事だ。

あらゆる現場で、

君のいる場所で、

人間が連携し、力強く連帯するとき、

ぼくらはその偉業を成し遂げつつあるんだ。

人類の未来は輝くんだ。




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醜さを暴け!

2009年6月26日 コメントする
政治を醜くしているのは、

政治家だけのせいではない。

それを視抜く眼を持つわれわれの問題でもある。

野党第一党とかいう彼の政党の、

リーダーたちの顔の醜さを見よ。

人格は顔に現れる。

虚言を吐く者の顔は押しつぶれている。

彼らは権力という甘い蜜に引き寄せられて、

徒党を組む野合集団に過ぎない。

「金」と「権力欲」という、

政治の醜い部分を本質として受け継ぎながら、

それを「友愛」とかいう美辞麗句で隠している。

彼らの政策には実効性がない。

彼らの背後には「特定団体」だの「組合」だの、

右から左までの集票団体が控えている。

それらの顔色が気になるから、

本当に必要な政策は打ち出せない。

彼らは、数としての「大衆」を見ているが、

個々の顔を持つ「民衆」を見ていない。

実効性を伴わない政策を掲げる野党は、

他にも腐るほどある。

顔の醜さは、美辞麗句では隠せない。

彼らの無責任さは、民衆を不幸にする。

「所詮、人間は色と欲のかたまりだよ」と、

卑俗な週刊誌は高笑いをはじめている。

醜さの根源には欲望がある。

断じて醜い連中をのさばらせるな!

それはわれわれ民衆が、

高貴であるかどうかにかかっている。

世界はつねに醜悪と高貴の戦いだ。

政治を監視せよ!

醜さを暴け!

ぼくはいつもそう叫ぶ。


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人間原理

2009年6月25日 コメントする
宇宙には中心がない。

そうして実は、

私にも中心はない。

私は実在していると確かに信じられるが、

実在を証明するものはない。

あなたという実在を中心に、

宇宙が運行しているように捉えられるが、

私という実在を中心に、

宇宙が運行しているとも捉えられる。

だとすれば、

あなたと私が捉える宇宙は異なっている。

宇宙という実在がひとつしかないとすれば、

その捉え方には矛盾がある。

それはどういうことなのか。

すべては相対的に実在している、

と考えれば説明がつく。

私が実在しなければ、

あなたの実在はなく、

あなたが実在しなければ、

私の実在はなく、

つまり、宇宙は実在しない。

難しい話ではない。

すべての実在は、

仮にそう現れているだけだ。

ここでいう「実在」とは、

仮にそう見えるもののことだ、

と、いちおう限定する。

宇宙にも私にもあなたにも、

共通する法則性がある。

仮にそう見える私ではあれ、

その法則性を感じ確かめることができる。

そのとき私はほんとうの実在者になる。

だからこそ私は、

この世界を変革することが可能なのだ。

これが人間原理だ。






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愚かさ

2009年6月23日 コメントする

愚かな者は、

自分が見えない。

自分を知ることはできない。

修羅の心を抱いたまま、

他者を罵ることでしか、

自分を正当化できない。

君はそうして、

自分の可能性を押し潰してる。

ぼくはそんな君を憐れに思う。

そんな君に涙する。

ちいさな池に浮き出たちいさな岩の上で、

オレはあいつよりも偉いのだと叫んでいる。

そうして自分を落とし込めている。

叫ばなくても人間はほんらい尊い。

君はその真実にまだ触れたことがない。

その憤りはよくわかるが、

憤りで眼前をふさぐな。

その憤りは、

ほんらい巨悪に向けられるべきものだ。

勘違いが君を不幸にしている。

君は世界は暗いと叫ぶ。

だがそれは君が眼を塞いでいるからだ。

ぼくは幾度も君に指摘するだろう。

君が愚かなままいるはずがない。

ぼくは諦めない。

人間を信じるとは、

そのようなことを言うのだと、

ぼくは思う。




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生死

2009年6月23日 コメントする
どう生きるかとは、

どう死ぬかということだった。

どう死ぬかとは、

どう生きるかということだった。

生死は等しい。

今日に至るまでぼくは、

死の恐怖から逃れることができなかった。

それはけっきょく、

じゅうぶんに生き切っていない証だった。

死は恐れることはない。

なんてことはない病の兆候を前に、

とつぜんそう覚悟した。

すると、新しいぼくが立ち現れた。

さあ、生きよう。

これからだ、本物の人生は。

新しい人生がはじまったのだ。




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民衆

2009年6月22日 コメントする
民衆には3種類ある。

古代民衆は、群れとして存在した。

近代民衆は、自意識を獲得した。

そして現代から未来にいたる民衆は、

その上で、

民衆相互の、

時間的空間的な、

すなわち4次元的な、

地球的連帯を獲得するだろう。

民衆。

その無名性の大地。

「私は民衆である」というとき、

「私」はその無名性を生きる存在となる。

現代の民衆にとっては、

名前などどうでもいい。

名を馳せることにさほどの意味を見出さない。

有名であることに意味があるとすれば、

それは民衆の幸福に直結しているときだけだ。

生きる本質に目覚めた者は、

生きることそのものに、

歓喜を見出す。

その存在じたいが、宇宙と等価なのだ。


この民衆の連帯には2種類ある。

その1つは、時間軸での連帯だ。

現代民衆は、賢明に過去から学ぶ。

時間軸での究極の連帯とは何か。

それは、師弟の連帯だ。

師から弟子へと、

生命は受け継がれるだけではなく、

未来に渡るたびに、

より深く、より新鮮に、進歩する。

2つめの連帯は、空間軸での連帯だ。

それは当面は、地球を覆う要求に満ち、

不信の時代から信頼の時代へと大転換を成し遂げ、

やがては宇宙の、

他の知的生命体との連帯も模索する。


これがぼくの未来予測だ。

この予測は間違ってはいない。

ぼくの眼は、未来にある。





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恵みの雨

2009年6月20日 コメントする
 
 
Stars at the Galactic Center
 
 
 
雨だ、雨が降ってきた。
 
明日が晴れたらいいなと思う人もいるだろうが、
 
そんなに多くは降らないから、
 
ちょっとは我慢してくれないか。
 
6月の雨は恵みの雨。
 
大地は潤い、
 
山も田畑も木々も草花も、
 
この雨を待っていたんだ。
 
ぼくらは水の惑星に生きている。
 
ぼくらは水でできている。
 
水がなければ地球は干上がる。
 
空梅雨が心配で、
 
最近の地球は変になってきたと、
 
思う人も多いだろう。
 
地球は熱を上げはじめ、
 
北極海の氷は解けはじめ、
 
そこに眠る地下資源を狙い、
 
新たな航路や地下資源を独占しようと、
 
一方で温暖化阻止といいながら、
 
各国は利害をむき出しにしている。
 
地球の100年先よりも、
 
目先の利権が最優先というわけだ。
 
なんとおろかな人間たち。
 
それが世界をリードするものたちの仕業だとは。
 
雨よ降ってくれ。
 
君を待ち望む生物たちが喜んでいる。
 
地球を冷やし、
 
ぼくらに潤いを与えてくれ。
 
6月の雨は、幸福の雨。
 
できるだけ穏やかに大地を濡らせ。
 
そうでなければ、
 
美しい夏空は楽しめないのだ。
 
梅雨のおしまいには、
 
激しい雷雨が夏の扉を開ける。
 
その地球の壮大なエネルギーを、
 
ぼくはいつも感動の面持ちで見つめている。
 
雨よ降れ。
 
ぼくたち生きとし生けるものに、
 
活力を与えてくれ。
 
雨によって、ぼくらは生き返るのだ。
 
そうして新しい夏を迎えるのだ。
 
明日のために、
 
雨よ降れ。
 
未来を豊かにするために、
 
雨よ降れ。
 
そうして地球を守れ。
 
雨よ。
 
恵みの雨よ。

 
 
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豊かな人

2009年6月19日 コメントする
 
 
Titan Beyond the Rings Credit Cassini Imaging Team, ISS, JPL, ESA, NASA
 
 
 
心の貧しい人は、
 
それだけで不幸だ。
 
自分のことのみに囚われて、
 
けっきょく自分を知らない。
 
宇宙との親和を知ることもなく、
 
己の貧しさをさらけ出して、
 
人をも不幸にする。
 
この世界の美しさを知らず、
 
醜さばかりを目にしてしまう。
 
見上げれば空は輝いている。
 
遠くには山の木々が息衝いている。
 
雨は自然の循環のままにきらめいている。
 
鳥は歓びを歌っている。
 
花はきらきらと微笑んでいる。
 
豊かな心とは、
 
生命と生命が連動し連携し、
 
ともに結び合っていることを知る、
 
そんな人のものだ。
 
人々の笑顔をつくるのは、
 
そんな人だ。
 
宇宙の一員であると感じる人は、
 
孤独ではない。
 
宇宙の律動を感じる人は、
 
その本質において幸福だ。
 
さあ、みんな。
 
夏に向かおう。
 
まばゆい光の夏に。

 
 
 
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