生きる力
2008年12月27日
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この年の瀬に、
君は明年への希望を紡ぐこともなく、
また吐息をもらしているのだろう。
ああ、どうしたもんだろう…。
あの手この手と考えつくして、
少しは動いてはみたが、
何の手ごたえもなく、
君は、自分自身の卑小さを呪っている。
未来なんか見えないとふさぎこんでいる。
生き難さに耐えかねて、
死んでしまえば楽だろうかなんて思いが、
ちょっと心を横切ったりもする。
誰かが助けてくれないだろうかと、
ありもしない魔法を望んだりもする。
だが君よ。
みんな厳しいんだ。
そんなときは、昨日の友人も知らんふりをしたりする。
誰もが「他人のことなんかかまってられない」と、
冷たさを自己弁護する。
ついには、君は、もう食事ものどを通らなくて、
心が体を蝕んでいったりもする。
ああ。
だが、君よ。
そんなときは、
心臓に手を当ててみるんだ。
トクトクと、動いているだろう。
君の意識なんぞに関係なく動いているだろう。
君は、生きることを選んでいる。
それが生命の本質だ。
君の心で、君の体を衰弱させるな。
「ではどうすりゃいいんだ!」と、
君はぼくにつめよる。
ぼくは答える。
断固として叫ぶ。
「生命の本質に従うんだ!」と。
闇の中で、寒さの中で、
それでも声に出して叫ぶんだ。
真っ暗で何も見えなくても、
「それでも太陽は昇る!」と。
君の心臓は、動いている。未来へと歩んでる。
君は、どうしようもなく生きようとしている。
君は未来に向かう存在だ。
絶対的に。
それが生命の本質だ。
生きること。
それは闇に立ち向かうこと。
それは自分をあきらめないこと。
生きることは、
原生細胞の太古から、それじたいが戦いだった。
生きる力を奪い取ろうとする、
一切の闇や憎悪や卑小さや醜さに対して、
決然と立ち向かうことだ。
生命は、そうやって未来を拓いてきた。
君を過小評価するな!
そう、何があってもだ。
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